こんにちは。山田 洋治郎 マンション管理士事務所 代表の山田 洋治郎と申します。
わたしはマンション管理士の仕事を始める前に山田興業株式会社という不動産会社を開業しておりました。その中でマンション関連の取引をしていてうちに気いたことがあります。それは買主や借りる人が、マンションの管理規約の内容や、修繕積立金が累計額、大規模修繕の予定などの情報に関心がなく、ただ、価格、立地、内装、外観等できめているのが現状です。もちろんですがそのことが悪いというわけではありません。
ただ入居後は、分譲マンションでは区分所有者の団体である管理組合が存在し、自分たちで管理をしなければならなくなります。そこで取引後、(忘れたころに)私に問い合わせがあることがあります。
いろいろな悩み
「理事のなり手がいない」「管理費、半年もおくれていて人がいる。」「ペット勝手に飼っている人がいる。」
「管理会社への管理委託費適切か」「大規模修繕やりたいが積立金がない」「駐車場は空いて困っている」
「理事会がうまくまとまれない」などなど
住宅すごろく
不動産会社では「住宅すごろく」という言葉があります。
賃貸アパート→広めの賃貸マンション→分譲マンション→庭付き1戸建て、で上がり。というものです。ただ今はマンションに永住意識が増え、終の棲家と考える人が約52%と過半を占めるようになりました。
私は「マンション購入」がすごろくのゴールとは思いません 買った後、どうやって管理組合の皆様で魅力的なマンションにしていくかがポンイトだとおもいます。主役は管理会社ではありません。管理会社をきめるのも結局は組合様です。自分のマンションをいかにして価値を高めるか、しっかり維持管理していくか。そのことにより快適な居住環境を維持していくか。
それにより高く売れたり、貸せたりもできるのです。
マンション管理士がなぜ必要か
管理組合の運営には 3つの原則があります。
① 専門性の確保 | 技術的にも法律的にも専門性に通じて管理組合を運営しなければならない |
② 運営の継続性の確保 | 誰もが役員を務められるように管理組合を運営しなけならない。 |
③ 公平性の確保 | 常に、区分所有者間の公平性に配慮して管理組合を運営しなければならない。 |
以上3つを担保し、かつ管理会社と対等な関係を維持するためには、主体的な運営とノウハウが必要です。しかしながら、それを達成するためには役員の方が、一からマンション管理の専門知識を勉強する必要があるなど、その負担はととも大きくなります。当事務所マンション管理の専門家としては役員の方の負担を軽減し、管理組合の立場にたったサポートをしてまいります。
平成28年7月1日
山田 洋治郎 マンション管理士事務所
代表 山田 洋治郎